日本赤十字社 神戸赤十字病院

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診療部門

呼吸器外科

当院は神戸大学外科専門研修プログラム岡山大学広域外科専門研修プログラムの修練施設です。

<見学申込・お問合せ>
 心臓血管外科部長  築部 卓郎   t-tsukube@kobe.jrc.or.jp
 神戸赤十字病院   人事課     078-241-9214(直通)

呼吸器外科の診療内容・特色

診療内容

呼吸器外科は、胸部にあって肺や気管支、縦隔(じゅうかく)、胸壁、横隔膜など呼吸器にかかわる疾患の手術治療を担う科です。
気胸を代表とする良性疾患はもとより、肺がん、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、膿胸など呼吸器外科疾患全般に対して胸腔鏡下手術(内視鏡手術)を中心に、神戸大学医学部附属病院(本院)や神戸大学医学部附属国際がん医療・研究センター(分院)と連携しながら最先端の治療を行っています。
小さな傷だけで手術を終えることで、感染や肺炎など手術後に起こる恐れのある合併症を減らすことができます。また、痛みの軽減や入院期間の短縮など入院中のストレスを減らすことが期待できる「低侵襲(体への負担が少ない)」をモットーとしています。

臨床研究

個人情報保護の観点から、データの運用には厳重な注意およびルールを設けています。

地域の先生方へ

平素より格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
2025年10月より呼吸器外科部長を拝命いたしました岡本 武士と申します。

当科では、95%以上を胸腔鏡による低侵襲手術で行っており、区域切除をはじめとする肺機能温存を重視した術式にも積極的に取り組んでおります。また、気管支形成術にも対応しており、患者さん個々の状況に応じて、最もQOL低下の少ない治療法を選択することを基本方針としております。

肺がんのみならず、転移性肺腫瘍や縦隔腫瘍、気胸・膿胸や外傷に伴う血胸など、胸部疾患全般に幅広く対応しております。特に若年気胸に関しては、まず保存的治療を優先し、手術が必要な場合でも1〜2ポートの胸腔鏡手術により創を最小限に抑えるよう努めております。

お急ぎの症例につきましては、当日のご紹介にも可能な限り対応しております。また、当院は災害医療センターと機能的一体化を図っており、緊急症例にも迅速に対応できる体制を整えております。
Web診療予約も近日中に開始します。初診時は必ず部長が診察いたしますので、スムーズに治療方針の決定まで進められます。ぜひご活用ください。

転院依頼にも随時対応しておりますので、地域連携室までお気軽にご連絡ください。
呼吸器内科・放射線科と合同で月1回のカンファレンスを行い、グループとして最適かつ円滑な治療を提供できる体制も整えております。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

診療実績

手術件数

(2022年度)

原発性肺癌31
転移性肺腫瘍5
縦隔腫瘍5
気胸24
外傷7
膿胸5
Giant bulla0
良性腫瘍0
その他2

スタッフ紹介

呼吸器外科部長岡本 武士(おかもと たけし)

卒年平成22年 徳島大学医学部卒業
所属学会・専門資格等医学博士(神戸大学)
日本外科学会 専門医
日本呼吸器外科学会 専門医
日本胸部外科学会 正会員
日本肺癌学会 暫定指導医
肺がんCT検診認定機構 肺がんCT検診認定医
厚生労働省 長時間労働医師への面接指導実施医師
専門領域呼吸器外科疾患全般
肺がん、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍
膿胸、気胸・肺のう胞など

呼吸器外科医師本田 貴裕(ほんだ たかひろ)

卒年平成31年卒
所属学会・専門資格等日本外科学会 専門医
日本呼吸器外科学会
日本胸部外科学会
日本肺癌学会
専門領域呼吸器外科疾患全般
胸部悪性腫瘍

非常勤医師北村 嘉隆(きたむら よしたか)

卒年平成16年 神戸大学医学部卒業
所属学会・専門資格等日本外科学会 専門医
日本呼吸器外科学会 専門医
胸腔鏡安全技術認定制度 認定医
手術支援ロボット『ダヴィンチ』認定資格
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
専門領域呼吸器外科疾患全般
胸部悪性腫瘍

非常勤医師法華 大助(ほっか だいすけ)

卒年平成18年 愛媛大学医学部卒業
所属学会・専門資格等日本外科学会 専門医
日本呼吸器外科学会 専門医・評議員
手術支援ロボット『ダヴィンチ』認定資格
専門領域呼吸器外科疾患全般
肺がん、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍
膿胸、気胸・肺のう胞など