診療部門
病理診断科
病理診断科の診療内容・特色
病理診断科について
病理診断科は一般になじみのない科ですが、平成20年4月の医師法施行細則の改正により、標榜科として認められました。直接患者さんと接する機会はありませんが、細胞診・組織診断・術中迅速診断などを通じて、病気の診断・治療に深く関わっています。病気で亡くなった患者さんの解剖も病理診断科の業務です。病気の進行具合、治療の効果などを確認するために行われ、その結果は今後の医療に役立てられます。現在、常勤医1名、検査部所属の臨床検査技師3名(うち細胞検査士有資格者3名)で、細胞診、生検・手術検体組織診断、術中迅速診断、病理解剖業務を行っています。
患者さんへのメッセージ
病理診断は多種多様な臓器・病気を対象としているため、少人数で全ての患者さんの診断に対応することは時に困難です。積極的に免疫組織化学染色・染色体分析・遺伝子診断などを行ってそのデータと照らし合わせることや、外部の病院や大学など他機関へコンサルテーションを行うなどして、正確かつ客観的な診断が下せるように心掛けています。
診療実績
2015年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | |
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生検/組織診断 | 2,806 | 2,793 | 2,987 | 2,877 | 2,991 |
(うち迅速診断) | 249 | 235 | 231 | 252 | 203 |
細胞診 | 3,728 | 3,387 | 3,100 | 3,134 | 3,183 |
病理解剖 | 10 | 14 | 13 | 10 | 7 |
スタッフ紹介
病理診断科部長 兼 検査部長沖野 毅(おきの たけし)
卒年 | 昭和61年 香川医科大学医学部卒業 |
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所属学会・専門資格等 | 日本病理学会専門医 日本臨床細胞学会専門医 日本臨床検査医学会専門医 |
専門領域 | 診断病理 |