診療部門
病理診断科
病理診断科の診療内容・特色
病理診断科について
病理診断科は一般になじみのない科ですが、平成20年4月の医師法施行細則の改正により、標榜科として認められました。直接患者さんと接する機会はありませんが、細胞診・組織診断・術中迅速診断などを通じて、病気の診断・治療に深く関わっています。病気で亡くなった患者さんの解剖も病理診断科の業務です。病気の進行具合、治療の効果などを確認するために行われ、その結果は今後の医療に役立てられます。
患者さんへのメッセージ
病理診断は多種多様な臓器・病気を対象としているため、少人数で全ての患者さんの診断に対応することは時に困難です。積極的に免疫組織化学染色・染色体分析・遺伝子診断などを行ってそのデータと照らし合わせることや、外部の病院や大学など他機関へコンサルテーションを行うなどして、正確かつ客観的な診断が下せるように心掛けています。
診療実績
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
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生検/組織診断 | 2,991 | 2,464 | 2,711 | 2,726 | 2,904 |
(うち迅速診断) | 203 | 167 | 178 | 122 | 132 |
細胞診 | 3,183 | 2,587 | 2,444 | 2,308 | 2,233 |
病理解剖 | 7 | 4 | 10 | 5 | 6 |