日本赤十字社 神戸赤十字病院

文字サイズ

  • 標準
  • 拡大
代表
078-231-6006
予約センター
078-241-9273

交通アクセス

電話する
tel
menu

当院について

医療の質(QI)について

  1. TOP
  2. 当院について
  3. 医療の質(QI)について

医療の質(QI)について

QI(Quality Indicator)とは、「医療の質の指標」を意味します。
この指標は、当院以外の病院との差を示したり、優劣をつけるためのものではありません。
患者さんや地域のみなさんが安心して医療を受けられるように、医療の質の維持、向上及び改善のため、継続して自らの医療を評価するものです。

呼吸器内科

小細胞肺がん患者に対する抗がん剤治療の実施率

化学療法が主体となる小細胞肺がんにおいて、適切な治療が行われているかを評価します。

R2年度R3年度
分子当該入院前後の外来や入院、あるいは当該入院で、
抗がん剤が投与された患者数(実患者数)
66
分母小細胞肺がん(初発)の退院患者数(実患者数)76
誤嚥性肺炎患者に対する喉頭ファイバースコピーあるいは嚥下造影検査の実施率

誤嚥性肺炎の多くは、嚥下障害によって引き起こされます。
患者の嚥下機能を適切に評価することで、治療や、摂食・嚥下訓練、リハビリテーション、音声訓練を含めた摂食・嚥下障害に対する適切なアプローチにつなげることができます。

R2年度R3年度
分子喉頭ファイバースコピー、嚥下造影検査、あるいは
内視鏡下嚥下機能検査を施行した患者数(実患者数)
1836
分母誤嚥性肺炎患者数(実患者数)168230
慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者に対する呼吸器リハビリテーションの実施率

慢性閉塞性肺疾患(COPD)に対して呼吸リハビリテーションを行うことで、運動能力の改善や呼吸困難感の軽減、QOLの向上などの効果が期待できます。
COPDの患者には、入院中から呼吸器リハビリテーションを行うことが強く推奨されます。

R2年度R3年度
分子入院期間中に呼吸器リハビリテーションを実施した患者数42
分母慢性閉塞性肺疾患の退院患者のうち、Hugh-Jones分類Ⅱ以上の患者数76

糖尿病代謝内科

外来糖尿病患者の血糖コントロール

糖尿病患者の血糖コントロール状態を示す指標であり、合併症を予防するには適切にコントロールすることが推奨されています。

R2年度R3年度
分子HbA1cの最終値が7.0%未満の外来患者数395476
分母血糖降下薬が外来で合計90日以上処方されている患者数9821,010

外科・消化器外科

腹腔鏡下胆嚢摘出術後の感染症の発生率

清潔操作や抗菌薬の適正使用を含めた適切な周術期管理を行うことで、術後感染症の発生を予防することができます。
術後感染症の発生率をモニタリングし、適切な管理がなされているか確認します。

R2年度R3年度
分子手術当日から数えて3日目以降7日目以内に感染兆候があった患者数10
分母腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した退院患者数6543

呼吸器外科

肺がん手術患者に対する治療前の病理診断の実施率

治療開始前に組織もしくは細胞診断によって確定診断を行い、患者の状態・希望にあった治療法を検討します。

R2年度R3年度
分子当該入院前の外来や入院、あるいは当該入院で、病理診断が実施された患者数1621
分母肺の悪性腫瘍(初発)で手術を施行した退院患者数1621

放射線科

放射線科医がCT・MRIの読影レポート作成を翌診療日までに終えた割合

高度な医療を提供するためには、画像診断をより早く、より正確に行うことが必要です。
放射線科医によるCT・MRIの画像診断結果が翌診療日までに報告された割合を表現する指標です。
また、CT・MRIが放射線科医の監督の下に適切に行われていることを示す指標とも言えるので、実施率が高いことが望まれます。

R2年度R3年度
分子検査日の翌診療日までに作成された画像診断レポート件数18,66921,190
分母時間外検査を除くCT・MRI検査実施件数18,71421,241

麻酔科

麻酔科管理手術件数及び手術室稼働率

手術件数等の実績を確認します。

リハビリテーション科

急性脳梗塞患者に対する早期リハビリテーション開始率

早期リハビリ介入により、ADLや運動機能の改善が期待されます。

R2年度R3年度
分子入院してから4日以内にリハビリテーションが開始された患者数8198
分母急性脳梗塞の発症3日以内に入院し、入院中にリハビリテーションが実施された退院患者数84101
心大血管手術後の心臓リハビリテーション実施率

ADLや運動機能の改善、維持、向上のため、リハビリテーションを行うことは必要不可欠です。

R2年度R3年度
分子心大血管疾患リハビリテーションを実施した患者数117133
分母心大血管手術を行った退院患者数168149
大腿骨近位部骨折手術患者に対する早期リハビリテーション(術後4日以内)の実施率

早期回復、早期退院に向けて、術後早期からの介入が重要です。

R2年度R3年度
分子手術当日から数えて4日以内にリハビリテーションを実施した患者数8089
分母大腿骨近位部骨折で手術を施行した退院患者数8493
がん患者の周術期リハビリテーション実施率

がん治療の進行と生存率の向上に伴い、運動障害、疼痛、筋力低下などに対するリハビリテーションと同時に、機能回復に限らず患者のQOLや緩和期に関わる対応が求められます。

R2年度R3年度
分子リハビリテーションを実施した患者数102121
分母5大がんで手術を施行した退院患者数
(胃がん、肺がん、大腸がん、子宮がん、乳がん)
119134

薬剤部

薬剤管理指導実施率

薬剤師の薬学的管理指導は、薬物治療にかかる患者のQOL及びアドヒアランスを向上させ、薬物治療をとおして医療の質の向上につながります。

R2年度R3年度
分子薬剤管理指導を受けた患者数5,8676,387
分母入院患者数6,1146,740
安全管理が必要な医薬品に対する服薬指導実施率

服薬指導により薬物療法に対する安全性や有用性を患者が認識すれば、アドヒアランスの向上に繋がり、薬物治療の質の向上が期待できます。

R2年度R3年度
分子「B008 薬剤管理指導料1 特に安全管理が必要な医薬品が投薬又は注射されている患者に対して行う場合」が算定された患者数2,2442,794
分母特に安全管理が必要な医薬品として、別表に定める医薬品のいずれかが投薬または注射されている患者数2,9604,228
退院後、医療機関に転院又は福祉施設等に入所する患者の入院中の薬物治療に関する薬剤師による施設間情報提供書の作成率

入院中の薬物治療にかかる情報(調剤上の工夫、患者の理解度、副作用の状況、処方変更内容等)について転院先と共有し、よりシームレスな連携をとることで、医薬品に関連した医療安全の向上及び薬物治療の質の向上が期待できます。

R2年度R3年度
分子薬剤師が施設間薬剤情報提供書を作成した件数821993
分母退院後に医療機関に転院または福祉施設等に入所した患者数9991,251
連携充実加算算定率

抗がん剤注射による外来がん化学療法において、地域の医療機関と連携し、治療内容や副作用を情報共有することで、シームレスな薬学的管理を実践し、安全ながん化学療法を継続して実施します。

R2年度R3年度
分子連携充実加算を算定した延患者数367873
分母外来化学療法加算1(1)抗悪性腫瘍剤を注射した場合を算定した延患者数(月1件)448933

看護部

専門領域看護師数

当院の病院機能や医療・看護の質を維持・向上するために、当院が必要とする専門領域の看護師育成に力を入れています。
各専門領域の役割モデルとして活動し、看護実践を通して臨床現場の場面で看護師へ直接サポート、看護師に対しコンサルテーションを行います。
特定行為研修修了者は、チーム医療を推進し、看護師が特定の分野でさらに役割を発揮します。
スペシャリストの在籍は、多様な患者や家族のニーズに対応し、患者サービスの質向上に繋がるだけでなく、看護職の人材育成にも繋がり実践能力が向上し、看護の質評価の1つの参考となります。

☆認定看護師・認定看護管理者

領域R2年度R3年度
感染管理13
集中ケア33
がん化学療法看護11
がん性疼痛看護11
脳卒中リハビリテーション看護11
手術看護11
認知症看護01
811

領域            R2年度R3年度
認定看護管理者22

☆特定行為研修修了者

区分R2年度R3年度
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連03
呼吸器(長期療法呼吸療法に係るもの)関連01
04