日本赤十字社 神戸赤十字病院

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院長挨拶

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神戸赤十字病院 -地域に根付いて20年-

日本赤十字社の人間のいのちと健康・尊厳を守る使命を基に行動することが求められている赤十字病院グループは災害医療・救急医療・地域医療等の面から地域に貢献することを通じて、赤十字の理念の実践や赤十字思想の普及啓発に努めることを理念としています。そして、神戸赤十字病院は、「わたしたちは、医の倫理と人道・博愛の赤十字精神にもとづき、みなさまの健康に奉仕いたします」を基本理念としています。

2003年(平成15年)、HAT神戸に開院した神戸赤十字病院は隣接する兵庫県災害医療センター(高度救命救急センター)とともに地域を支える病院として努力し、昨年夏で開院から20年を経過しました。近隣の医療機関と連携協力して急性期医療を中心とした質の高い医療を提供し、人材を育成しながら、HAT神戸に根付いた中心的病院になるように頑張ってきた20年でした。近年においては新型コロナウィルス感染症に対して地域の皆様と共に対応しました。先の見えない対応の連続でしたが、皆様からのご協力、励ましが大きな力となりました。心より感謝しています。また、2024年1月1日に起きた能登半島地震に際しては、病院機能を維持しながら、赤十字グループとしての救援・救護活動に努めました。この活動ができたのも皆様のご理解があってのことと感謝いたします。

20年を経過して、病院周辺の緑が大きく深くなりました。神戸赤十字病院も周囲の木々同様に地域に根付いた病院になったと思っています。新型コロナウィルス感染症の5類感染症への変更から1年が経過した状況と開院から20年経過した神戸赤十字病院を見たときに、病院と皆様の状況は、新型コロナ感染症蔓延前の時期とは少し異なった新たな状況になっていると感じます。感染症に注意しながら、以前からの病気に対応する努力、注意深い自己管理がなされている印象です。病院においては、今年度から医師の働き方改革が行われることとなり、皆様にご理解をお願いしながらの病院機能の維持に悩むところもあります。しかし今後、色々と変化があっても、神戸赤十字病院はこれからも以前同様の期待されている地域医療(一般診療)、救急医療、災害医療を行い、この地域における医療を壊さずに支えていく所存です。地域の皆様が健やかな日常生活を維持できる助けとなる病院であり続けるように努力いたします。引き続いてのご支援、ご協力をお願いいたします。
最後に、このホームページを訪れてくださいましたことに感謝申し上げます。

令和6年(2024年)5月