VOICE先輩紹介

看護師として家族としての経験から、
緩和ケア認定看護師の道へ

Fさん

  • #緩和ケア認定看護師

看護師として就職して間もなく夫を看取った経験から、緩和ケアへの関心が強くなりました。夫の闘病中、私自身が家族として、また看護師としてもっとできることはなかったのか・・亡くなった後とても後悔しました。私自身も不安や喪失感を感じ、家族として誰にも相談できなかった経験から、患者さんとそのご家族の両方に支えが必要なことを痛感しました。看護師経験の中で「患者さんの辛さをもっと和らげたい」と強く感じることが多くなり、緩和ケアの知識やコミュニケーションスキルを身に付けようと思い立ちました。
他府県での資格取得となり子供と離れて勉強をすることはとても辛かったです。しかし、家族の理解や病院の上司の後押しもありとても頑張れた1年間でした。レポートやテストが多くて大変でしたが、大人になってからの勉強は、理解が深まっていく様子が実感しやすいので、専門学校や看護学校時代より楽しかったです。
緩和ケアは、看護師の知識や技術に加え、 その人の“感性”が看護に反映されやすい領域だと感じています。人にはそれぞれの価値観やライフスタイルがあるため、これが正解という看護はありません。一方で患者さんは基本的に看護師を選ぶことができません。なので少しでも多くの患者さんとご家族が、「最期までその人らしくいられるようなサポート」ができる看護師が必要だと考え、その育成に繋がる役割モデルとして、また病院全体で取り組んでいくことが今後の目標です。患者さんの人生を共有することによって、患者さんとご家族が“その人らしく”日常生活が送ることができるように支援することを大切にしています。

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